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【書評】神様とのおしゃべり読んでみたら人生観変わって生きるのが楽しくなった

どうも、ちゃろです!

今回はさとうみつろう氏の著書『神様とのおしゃべり』の紹介です。

2014年に発売されたこの本は、書店に並んでいてとても目をひくタイトルでした。

当時まだ学生だった私は面白そうなタイトルに釣られて購入した記憶があります(笑)

久しぶりに読み返してみたら当時はよく理解できなかった部分がわかるようになっていて、とても楽しめたので書評としてまとめていこうと思います。

神様とのおしゃべりのあらすじ

この本の内容をざっくり説明すると、

ダメダメサラリーマンのみつろうがある日突然神様と出会い『あっという間に幸せになれる教え』を聞きながら日常を変化させていく

という物語です。

さとうみつろうさんは、『笑えるスピリチュアル』というブログを運営していることからもわかるように、スピリチュアルな内容をユーモアたっぷりに伝える本を多く出しています。

本書も、神様の教えであっという間に幸せになれるという怪しさMAXな概要となっており、学生だった当時の私は興味本位で読んではみたもののいまいち理解しきれない部分も多くありました。

そんな私も多少の社会人経験を経て、以前よりこの本の内容を理解することができるようになりました。

裏を返せばそれだけ大切で深い内容とも言えますね。

個人的に響いた神様の教え

それではここから、個人的に心に残った神様の教えを簡潔にまとめていきますので、お読みいただき興味を持った方はぜひ書籍を手に取ってより詳しく面白く学んでいただきたいです。

あなたの信じることや望んだことしか現実に起きない

正直これが一番印象に残りました。

そしてこれが学生時代に読んで一番理解できなかった部分でもありました。

『私の現実には私が望んだことしか起きない』

これが世界の全てと言っても過言ではないのかもしれません。

ダメダメサラリーマンのみつろうも、イヤイヤ仕事をしていると神様に言いましたがそれに対しても神様は、

「お前が望んで働いている」

と言い、それを以下の流れで証明して見せます。

み「働きたくないけどイヤイヤ会社に通ってます。」

神「行きたくなければ行かなければいいじゃないか。」

み「会社に行かなかったら給料もらえないじゃないか!」

神「給料もらわなければいいじゃないか。」

み「給料もらえなかったらご飯食べられないでしょ!」

神「ご飯食べなきゃいいじゃないか。」

み「ご飯食べなかったら死んじゃうの!」

神「死ねばいいじゃないか。」

そしてこれは要するに、死にたくない(生きたい)が最終的な望みになっているので、

死にたくない(生きたい)からご飯を食べたい→ご飯を食べたいから給料欲しい→給料が欲しいから働きたい→働きたいから会社にいく→望み通り憧れのサラリーマンになっている(笑)

と初っ端からこんな感じでコントのようなやり取りをする2人が面白くてどんどん読み進めたくなりますよ(笑)

他にも様々な例えや実例を通して、私の現実が構成されていることに気づかせてくれます。

不足があるから充足がある

人は不足によって欲望が生まれ、それによって充足を求めて日々努力することができます。

不足とは持っていないものと捉えることができ、不足を補う(願いを叶える)ためには必ず一度持っていない状態になる必要があります。

本書では、大統領は大統領になれないなどの例で説明されています。

大統領になるためには、一度大統領でない状態にならないといけませんね。

不足は人生を楽しくするためのものであり、感謝するべきものです。

また、簡単に叶ってしまう願いを叶えても幸せを感じることはできませんよね?

私たちが今感じている充足は不足から生まれたものなのです。

観念が記憶をつくり世界をつくる

目の前の現実はすべて、自身の過去の記憶や観念から生み出されています。

現実を変えたいのであれば、自分自身の観念を変えることが必要です。

誰にでも間違いなくいるであろうイヤな上司、嫌いな人、変だと思う人も自分自身の観念から生まれた人であると神様は言っています。

自分に対して注意や説教をしてきたり悪口やイヤなことを言ってくる人も、実は「自身の深層意識」で思っていることを他人を使って言わせているのです。

なので他人のイヤだと思う部分を見つけたら、その人は自分にも同じような部分があると教えてくれています。

気づいて感謝する気持ちが大切です。

鏡は先に笑わない

先にまとめた観念が世界をつくるという話に付随して大切な言葉を神様が教えてくれました。

それは、『鏡は先に笑わない』という言葉です。

この世界や現実が自分自身の観念から生まれているので、自分自身の見方や考え方を変えない限り現実は変化しないのです。

私たちの多くは、まさに鏡に映る自分(現実)をなんとかして笑わせようともがいています。

多くの人にとってイヤなことが起きたとしても、その人がイヤなことだと思わなければなんともないですよね?

物事は全て捉え方次第ということです。

人生観が変わる一冊

今回は著書、『神様とのおしゃべり』についてまとめました。

私はこの本を読んで人生観が180°変わったので、おすすめの自己啓発本はと聞かれれば間違いなくこの本を紹介します。

ただ学生時代の私がそうだったように、内容を理解できるかどうかや納得できるかどうかはその人次第というのが正直なところです。

私自身もまだまだ本当の意味で理解できていない部分があると思っているので、年に一回はこの本を読んで人生観をアップデートしていきたいです。

現在は文庫本も発売されていますし、Amazon Audibleでも聞くことができるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

ABOUT ME
ちゃろ
読書と筋トレとカワウソを愛する30代独身男性。新卒で入社した会社で2年目にして管理職になる→過労によるストレスで退職→フリーランスで月10万程度稼ぐ→ニート→派遣社員として社会復帰し同時に経済や投資について学び始める。長い人生ムリせずコツコツがモットー